2017.08.23
No.10 春夏秋冬 八百屋さんのレシピ伝授 ~旬のらっきょうを漬ける~
創業82年の歴史を持つ八百屋「本陣」さんが教えてくれる“らっきょう漬”。
人気プログラムで、予約を開始してあっという間に満員になったプログラムでもあります。
開始前に参加者それぞれが自己紹介をし、その後本陣の次世代の担い手 村松拓実さんからとうもろこしやトマトなどすぐに使える野菜や果物の見極めるコツを伝授していただきます。
他にも冷蔵庫に入れてはいけない野菜があるということも教えてもらいました。ご存知でしたか?ナスは寒いところが苦手な野菜で、冷やしすぎないほうがいいそうですよ。
この後らっきょう漬け作りに取り掛かります。予め用意していただいていたらっきょうを洗い、皮を剥き、また洗うという作業。洗いながららっきょうの薄皮が簡単に剥がれたようで、「思っていたよりもらっきょうを洗うのが大変じゃない!」という声が何度か参加者さんからあがっていました。
らっきょう漬けの準備をしているさいちゅうには、女将 村松由夏子さんがらっきょうに関する豆知識をたくさん教えてくれます。
参加者から一番「へぇ!」という声がひときわ大きく上がったのは、エシャレットとエシャロットが違うというお話でした。エシャレットとらっきょうは同じもの、エシャロットは玉ねぎの一種だそう。知っている人には当たり前のことだと思うんですが、名前がこんなに似ているのに全くの別物だという話は、みなさん関心を持っていました。「テレビで紹介されているときにも間違っている場合があるんですよ」とおだやかな口調で由夏子さんが言っていましたが、この2つが別物だということを知らない人が多いようです。(私ももちろん知りませんでした)
2時間のプログラムでしたが、らっきょう漬けの作業は1時間半ぐらい。
私はみなさんの作業を見ていただけなので、えらそうなことは言えませんが、あっという間に完成したという印象でした。でも、参加者のみなさんからも「時間がないとできないと思っていた」とか、「らっきょう漬けってこんなに簡単だったのか!」という声があったので、難しいと思い込んでいたらっきょう漬けが思いの外簡単だったという感じだと思います。
らっきょう漬けは作るのも難しくなさそうだし、血液もサラサラになるし(らっきょうは1日4個ぐらいがちょうどいいそうです)、保存をちゃんとすれば漬けてから1年ぐらい楽しめるそうなので、私も来年チャレンジしてみようかと思ったりしました。
瓶詰めをするため甘酢をさましている間、らっきょう入りポテトサラダ、らっきょうとにんじんと玉ねぎの天ぷら、みょうがをらっきょう酢で漬けたものなど、らっきょうを使った料理も試食させてもらいました。ポテトサラダは、らっきょうの甘酸っぱさと歯ごたえがよいアクセントになり、とてもおいしかったです。
完成です↓
八百屋さんからレシピを直接伝授してもらえたり、新しい食べ方を教えてもらえたり、とても貴重な機会だったと思います。また、この2時間のプログラムを通して、本陣のみなさんがどれだけ野菜愛に溢れているかわかりました。
本陣さんでは野菜を使った講座が開催されているようですので、こちらもぜひ足を運んでみてください。
↑本陣さんで仕事をしていたペッパーくん。すごい話しかけてきます。相手しなくてごめんね。
↑最後は恒例の野菜をかぶって記念撮影
レポーター:やまだ]]>