79『命の恵み』いただきます。 古民家で農村生活体験してみよう!

自然の恵み、命の恵みを〝いただきます〟 最幸に豊かな時間を五感で体感。   会場は、つり橋を渡った先。40年ほど前に梅ヶ島から移築したという、築250年の古民家です。(つり橋にはちょうど藤の花が満開!くまんばちがブンブン飛んでいて渡るのは少しドキドキしました…)   p1010002 p1010001   まずは、参加者の顔合わせ。パートナーの保志(ほし)弘幸さんは、青年海外協力隊の経験を経て地元に戻ってこられたそうです。 p1010009 p1010008   農村生活体験のスタートは、薪割りから。膝の屈伸を利用して、ヨイショ!なかなかの重労働。それでも、スパーンと割れるととっても気持ちよさそう!!ストレス解消にもなるかもしれません(笑)   p1010012 p1010022   続いては、鶏のと畜。命を「いただきます」と手を合わせてから、保志さんがと畜→羽根を毟るところを見学。羽根は素手のみで意外と簡単に抜けるそうです。 そして鶏肉を解体していきます。(参加者が解体する鶏肉は、保健衛生面を考慮して事前に購入してあったものを使用しました。)普段、部位ごとに切り分けられて売られたものしか見かけることがないので、保志さんの解説を聞きながら解体していくと、「ここがこの部位か!元々はこんな風にくっついていたのか!!」と驚きや発見があっておもしろい。骨の継ぎ目を見極めていけば、それぞれきれいに分かれます。参加者の皆さんもお上手でした♪   p1010070 p1010068 p1010074   次に取り掛かったのは、飯炊き。もちろん炊飯器などではなく、かまどで。火おこしからの挑戦、まずは燃料を選択するところから。燃えやすそうなものから入れていきます。燃料も全て周辺の山から採ってきた〝自然の恵み〟ですよ。 マッチで着火し、うちわで風を送ると、順調に燃えてきました!参加者の皆さん、今日初めて会ったとは思えない、ナイスチームワークです。釜の中からは、湯が沸き始める「シューシュー」という音が聞こえてきたり、蒸気が出てきたり、少しずつ香りもしてきたり…。昔はこうやって五感を使ってご飯をたいていたんだということを実感しました。   p1010100 p1010095 p1010089p1010097   一旦、飯炊きの番はスタッフに任せ、次なるチャレンジはヤマメの掴み取り!?生きた状態のヤマメをつかまえ、えらの中に指を入れておとなしくさせようとしますが、ヤマメも〝命がけ〟。手の中で大暴れし、ぬるぬるしていることもあって何度も逃げられてしまう場面も。無事に全員つかまえたら、腹を切って内臓を取り出し、塩を振って串焼きの準備を整え・・・   p1010105 p1010119   これでお昼ご飯の食材が揃いました!囲炉裏で焼いていただきましょう。 炭で内側からじっくり火がが入るので、お肉も柔らかく焼けてとっても美味しそう!たくさん働いてちょっとお疲れだったみなさんの顔も、満面の笑みに。野菜は地元で無農薬有機栽培されたものだそうで、味がとっても濃い!そうこうしているうちに、お米も炊けてきました。うん、いい香り!!そろそろヤマメもいい頃合いかな…と、食べ始めたらみなさん瞬殺(笑)。頭から尻尾まで食べきっている方もいましたよ。   p1010144 p1010148 p1010150 p1010173 p1010177p1010168   薪割りから食材の調達まで、自分たちで苦労して準備した分、ありがたみや食材への関心が高くなったのではないでしょうか。食事自体も、時間に追われてかきこむことはなく、焼き上がるのをじっくりと待ちながらひとつひとつ、まさに〝噛みしめて〟いただく。そのおかげで、お腹も気持ちも満たされる。川のせせらぎや山を抜ける風の音を聞きながら、全身で自然の恵みを楽しむことができる。参加者のみなさんの様子を見ていて、そんな風に感じました。   p1010183 p1010182   きっと、ここでの体験から日常をより楽しむヒントも得られそう。そんな豊かな時間が過ごせます。   今後の開催日程は、 5/14(日)、5/17(水)、5/20(土)、5/24(水)、5/27(土)、5/28(日)10:00~14:00 中学生以上5,000円、小学生3,500円、幼児無料   プログラム詳細はこちら 79『命の恵み』いただきます。 古民家で農村生活体験してみよう!]]>